Pencil

100年後のための三丁目の夕日 1本のペンからはじまる物語

小さな事でよく怒る。最近人はやさしさに欠けると思う。

夕焼け小焼けで日がくれて  
山のお寺の鐘がなる
お手てつないで皆帰ろう   
カラスと一緒に帰りましょう

この詩は絶対忘れてはいけないと建築の大先輩から言われた。

3丁目の夕日という映画は素敵でした。
昭和という街なみの中、東京タワーがぐんぐんと伸びていった時、日本は躍動した。
アメリカの砂漠の真ん中に突如つくられたラスベガスを見た時は心が思いっきり踊った。

そう、建築の力の話です。そして建築は本質に基づく。
例えば子供が年長者を心から敬い友と励まし合いながら夢中で勉学に励みたくなる
学校が街にあったなら、子供達は大志をいだき青春を語り始めるだろう。
必ずしあわせになれるという住宅建築なら誰もが住みたいと思う。
みるみる元気になっていくような病院ができれば安心して暮らせる。

街角に粋なカフェがあれば友と朝からビジネスを語りたい。
森に囲まれた美術館で一人至高の時間を過ごすのも贅沢ではないと思うし、
艶やかで圧倒的に存在する我が街の時計台も本当は欲しかった。

建築は丸や三角の形や機能性やエコだけが重要なことではない。
それぞれが懸命にかけたコンセプトがぶつかる渾身の建築達でもしも街がいっぱいになったなら、
その時人は人に心を開き互いにやさしくなれる。人が人らしくなる。
思わぬ吉報も隣人からやってくる。

建築の力は凄い。
たった一つのオペラハウスでシドニーは変わった。

私達ならできる。
高松がいる。皆んないる。
さぁ、建築を始めましょう。
本当の”建築の力”

あなたが建築に感動する瞬間はもうすぐです。

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